2015.05.15
大石酒造の蔵純粋・検定酒
「蔵純粋」には、瓶栓に「検定酒」の印がされています。蔵が、蒸留した原酒のアルコール度数を調べ、割水することなく瓶詰めしている証です。
通常、原酒には脂分等が含まれるので濾過し割水して出荷します。そうすることでキレイな酒質になりますが、大部分の旨み成分は失われてしまいます。
「蔵純粋」は原酒をそのまま無濾過・無調整で瓶詰めしています。無調整なので瓶詰日によってアルコール度数が微妙に違ってきます。
それで アルコール度数はラベルに手書きで書かれています。
香りは控えめで口に含むと濃厚な味が広がりますが、アルコール度数の高さを感じさせないまろやかな仕上りです。